2024 05,17 11:04 |
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2006 06,19 01:26 |
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お久しぶりです(ホントに)!
前回「もうこれからぼちぼち行きますよ~」とか 言っていたにも関わらず、ブログを死なせてしまってすんません! よくお問合せを頂いている「ポルタメント奏法」を解説します! 最近よく演奏している「コーヒー・ルンバ」で1オクターブ先への ポルタメントを2回(正確には4回)やってます。 今出している音から次の目的の音へ向かってスライドしていく奏法の事ですね。 これは自分がオカリナを始めてすぐの頃から使ってました。 オカリナの特徴「音程が存在して存在しない」という事を活かせる奏法として 今も非常に可能性を感じているのです。 もともとシンセが好きだったからピッチベンドホイールを動かす 音も聴いてたし、当時はちょうど二胡も流行りだした頃。 ポルタメントは結構昔から自分に染み付いているモノの1つです。 今回はC管でいう所の「ド」から「ド」への1オクターブ移動です。 では次の写真から順に見て下さい。 1.まだ何もしていない状態です。指は余裕をもって曲がっています。 2.指穴は押さえたままで、まっすぐ突っ張るまで先の方へ指をずらします。 3.各指先を上に向けます。第一、第二関節の順に指全体を上に 向かせていきます。この動作によって指穴を徐々に開かせます。 4.全ての工程を経て目的の音にたどり着いた状態です。 指穴と指には十分な距離を取ってください。 どうでしょう?出来ました? 音も出さずに各工程をゆっくり実践するとかなり手が疲れるので、 是非音を出しながらササッと練習してみる事をオススメします。 これは1オクターブ上への移動の解説ですから、1オクターブ下へ 行きたい時は4→3→2→1の順にやってみてください。 下がる時の場合は3から2への工程で指を楽器に巻きつけるように するとやり易いですね。また2から1の状態へ指を動かすのは 結構大変。楽器の形状によっては指穴を押さえ続けるのが困難です。 そんな時は次の音を演奏するまでは2の状態でガマンして下さい。 一応文章で解説する分にはこんな感じですが、何か他にも質問が あったらお気軽にメールなどしてくれて構いません。皆さんも試して、 そして応用してみて下さいね。 それでは… PR |
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コメント |
「ポルタメント奏法」
そうだったのかぁ!! 写真と文だけで、奏法を説明するなんて、すごいです。 よくわかりましたよ。 でも、「解ったから、できる」というものでもないですね。 むずかしいです。 8本の指を一斉にずらして、上向かせるのが難しい。きれいにイナバウアーしてくれませんよ、指が硬直して。 指だけでなく、肩から、唇から硬直してます。(笑) でも、この奏法が使えると、演奏にずいぶんと変化が出せるでしょうね。 練習してみま~す。 また、奏法講座やってくださいね。 |
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